強い志と信念の構想
前世紀における我が国の急激な経済成長は、生活とともに人の「価値観」を大きく変化させました。その変化の一つとして、これまで私たちが先人より受け継いできた人間性や道徳といった価値観は、次を担う若者に希薄な価値観として認識されがちになってきています。また現代社会において、モノの豊かさを優先した先の時代は、同時に心の豊かさを失う傾向に陥ることになりました。これらのことにより、ニュースや新聞などから道徳性の低い事件を目にすることが増えて来たと感じています。
私は経営者として、これらの現状を踏まえ、次世代に対して継承すべき大切な価値観とはなにか?という問いを持ちました。
これからの時代は、様々な環境の中で、自らが進んで学びを得、そして、個々が正しいモノの捉え方を得るようにならなければなりません。
私は、将来を見据え、自身の魂の成長と共に本当の教育とは何かを研鑽し、社員が学べる環境作りに努め、価値観を育てていくことが、現代において重要なのではないかと考えています。
企業として、社員教育のみならず、社会教育を重んじ、地域社会への貢献に繋がるような人材の育成こそが今必要なのではないでしょうか